手軽に利用できる証券会社
彼女は自動車修理業経営者の夫人であり、車について詳しく、本田技研株を買っています。
1530円で3000株買い、いまでもそれを所有しています。
一時株価は4180円まで上がりましたが、その後は軟調な動きに陥っているため、というわけです。
私の予測では当面それは無理と見ているのですが、彼女は好きな本田技研株が5000円をつけることに一種のロマンを覚えているみたいなのです。
心情的なことについては他人がとやかくいえることではありませんが、RV車の爆発的なヒットにかげりが見えはじめているため、まずこの1年で同社株が5000円に到達することはないはずなのです。
それでも株価はいまなお3800円台をキープしています。
彼女の買い値である1530円から見ると2.4倍強であり、これまた十分すぎるほどの利益が出ていることになります。
ただ心配なのは、彼女が5000円にこだわりすぎると折角の儲けを大きく減らしてしまう恐れがあることです。
私は本田技研株はさすがに手放すべきだと思うのですが、彼女はそうは思っていません。
私は「そろそろ売った方が良いですよ」といっているのですが、売る気はないようです。
「だってひなたぼっこ投資でいいといったじゃないですか。
5000円つけるまで粘り優良企業株を買っている投資家は意外に少ない口こだわるとうまくいかないことが多い本田技研が5000円に届くのを待つ。
それは果たして実現するのか。
私はまずムリだろうと思っているわけですが、一度5000円という目標を設定してしまうと、そこまで頑張りたくなります。
しかし現実の株価はわれわれの願望に沿って動いてくれるわけではありません。
そのため3500円、さらに3000円まで下がったら、彼女もさすがに目標の5000円を諦めるのではないでしょうか。
できることなら3500円前後で考えを改めて欲しいところです。
ただ残念なのは、このように本田技研とかF、アドバンテストなどの優良企業株を購入している個人投資家は、意外に少ないことです。
私は講演会の会場で時々、「Fを所有しておられる方は手を上げて下きい」とお願いしてみることがあります。
Fだけでなく、Sとか、トヨタ自動車とか銘柄はその時々によって違いますが、多くはいわゆる優良企業株について聞いてみます。
すると、意外なことに非常に数が少ないのが実際です。
先日も120人ほどが集まった会場でF株を所有している投資家に挙手してもらいましたが、たった5人でした。
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